968年に発表された11mmのスチールロッド棒による「ツル」というチェアにより、高濱和秀の鉄筋のシリーズが始まります。
その非常にシンプルな構造とミニマリズムの原点といえる歴史的なデザインは、GAVINA社の歴史を継ぐSimon International社にとって大きな成功をもたらした商品群となり、「サギ」はその中で唯一のソファです。
この一連のスチールロッド棒によるシリーズの評価により、「サギ」はニューヨーク近代美術館(MOMA)にパーマネントコレクションとして所蔵されております。