ウルム・スツールという名前でも知られるスガビッロは、彼が学長を務めていたウルム造詣大学の学生たちのためにデザインしたもので広く知られています。
スツールとしてはもちろん、床に座った時には小机に、横にすれば踏み台に、数脚並べればベンチになる。
逆さにしてバーを持てば持ち運びもしやすい。木材のシンプルな直線美と多機能性を兼ね備えた椅子です。
また、この椅子の特筆すべき特徴として、釘を一本も使用しておらず、 座面と側面の板は組継ぎという接合方法、横の丸棒と側板部分はくさび細継ぎという接合工法にしています。